

Let's roll!
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Voyage 1

Update the world




Up Recycling SDGs Community「Ari's City」

nouveau régime
ヌ ー ブ ル ・ レ ジ ー ム
■ 稲妻龍の夢想
私(稲妻 龍)はときどき夢想する。
ジョンのファンには一笑にふされてしまうかもしれないが、彼がイマジンの歌詞を思いついたのは、ひょとしたら「アリの街」の話を妻ヨーコから聞いたり、たまに軽井沢の保養へ来日した際、もしかしたら「アリの街」の映画を観たりしたからではないのかと。
「アリの街のマリア」北原怜子が亡くなったのは1958年、ジョンレノンがイマジンを録音したのが1971年、時系列的には可能性はまったくゼロという訳ではない。
何も所有せずにみんながただ平和に生きている、まるで家族のように…だなんてちょっと臭いフレ―ズはまさにバタヤ集落の日常生活そのもの。誰かが欲張ったりさえしなければ誰も飢えたりすることもない、殺す理由もなく死ぬ理由もない原始共同体、それが「アリの街」だ。
■ 崩壊する旧世界
ジョンが1980年にダコタハウスで射殺されてから41年以上が過ぎた。
皮肉なことに世界は今、イマジンの歌詞を逆で行く、大混迷状況。
わずか8人の強欲な金持ちが世界の富の半分以上を所有し、彼らは一度手に入れた富は一滴たりとも手放さず、彼らの辞書に「トリクルダウン」という言葉は無い。正真正銘の〝Baron Von Ripper-off〟、ボッタクリ男爵だ(今年の流行語大賞に入選したら、苦笑しかない)。
他方、臆病な独裁者は、散々こき使ってきた庶民から報復されまいと、殺される理由もない自国民の生命を警察や軍隊を使い奪い続け、さらに既得権を奪われまいと自らの定年延長を自らが支配する議会で決議する。このような理由から国民は長期独裁政権の無限地獄にハマる。
それらを調停すべき国連は、常任理事国の「拒否権」というフリーズ魔法で機能停止状態に陥り、状況を打開すべき学者や評論家などの個々人は、無力感、失望感、絶望……という思考停止状態から抜け出せずにいる。
新型コロナの影響で世界経済は疲弊し、旧体制(いわゆる資本主義や共産主義といった旧態依然たる古びた価値観=アンシャンレジーム)が瓦解し始めた。
東京で開催される史上初めての無観客五輪終了後、世界的混乱は堰を切ったようにますますエスカレートするだろう。加えて来年2月の北京冬季五輪終了後には、領土国益を巡るバトルは見境のない暴走状態に陥る。
■ 脳と霧
ロシア軍は、北京冬季五輪終了後を見据え、すでにウクライナの国境に100個大隊17万5千人の戦力を終結させ、ウクライナに全面的に侵攻する準備を整えた。ロシアのウクライナ侵攻で、米軍は2正面作戦を余儀なくされ、この情勢を見た中国は躊躇なく台湾へ侵攻する。
中国軍は最初に巡航ミサイルの攻撃で台湾空軍基地を壊滅させる。台湾軍の誇る最新鋭戦闘機 F-16Vは1機も飛び立つことなく破壊され、陸軍の抵抗も空しく、台湾はわずか数週間で第二の香港と化す。この中露の共闘シナリオ、極めて単純な連立方程式は、既に軍事評論家の誰もが予測するところである。バイデン大統領がプーチン氏に対して「ウクライナに侵攻すれば、米国と欧州の同盟国は強力な経済制裁で対抗する」と警告(=軍事不介入宣言)したように、もし習近平氏にも経済制裁をちらつかせるだけの脅しで終わるなら、中国は「米国は軍事介入しないからお好きなように」と理解し、即時台湾に全面侵攻する。
ウクライナと台湾を独裁国家に奪われた自由主義世界は、失望感と厭世観に覆われ、世界全体を再び無力感が覆い尽くす。その状況を打開すべき政治家、学者、評論家、個々人たちは、完全な思考停止状態、今風にいえば重度の「ブレインフォグ(Brain Fog)」状態にハマる。
■ 壊滅する中東と、飲み込まれる東南アジア
さらに、その数年後に起きる食糧危機(だという情報に踊らされた社会不安)が、最終戦争の決定的な引鉄(Trigger)となり、大規模戦争が各地で勃発する。好機と見た独裁政権の暴挙は一挙にエスカレートし、自由主義政権が手をこまねいているうちに、中国海軍による台湾基地を拠点とした尖閣諸島の強奪と東南アジアの経済支配、北朝鮮の南下、そしてフィナーレは、イスラエルとアラブの核戦争による中東地域の壊滅という悲劇、聖書の予言通りのシナリオで大団円(本来は喜ばしい終幕を意味する言葉だが、あえて軍需・エネルギー・食糧、それぞれ米露中の背後で繋がるコングロマリットへ皮肉を込めて)の幕を閉じる。
こうして世界は、欧州、米国、中華、日本の4つの文明圏に分割統合される。
危機感を煽る訳でないが、後世の歴史家は中国武漢の南側にあるホットスポットを起源とし、武漢ウィルス研究所や直近にある市場から漏れたとされる新型コロナウィルス「COVID-19」、これが発生した2019年こそが人類撲滅戦争、いわゆる第三次世界大戦の端緒であったと結論づけるかもしれない。だとすれば、第三次世界大戦はすでに始まっている。
■「新しい賢者」の描く未来 ※ L'avenir imaginé par le nouveau sophe
このような危機的状況だからこそ、「visiting old, learn new(温故知新)」、私たちは再びゴミ拾い共同体「アリの街」、今風にいえば Up Recycling SDGs Community「Ari's City」、イマジンの歌詞を地で行く幻の共同体から学ぶことがあるのではないか。そのために、まず「アリの街」の中心人物、松居桃楼という人物に光をあててみよう。
さらに、彼のみならず、多くの忘れ去られた天才たちの言葉(ロゴス)を深海の底からサルベージし、ブレインフォグという思考停止状況から脱却する手がかりとしたい。
誰一人として崩壊する世界に押し潰されないために、私たちは今、まだ誰も想像したことのない新しいヴィジョン、次世代文明の新機軸 nouveau régime を必要としている。
……と大上段に構えるとかなり大変そうに見えるが、実はそれほど難しいことではない。
なぜなら、松居桃楼氏が後に引用するトルストイの言説によれば、そのヴィジョン、回答は、あなた自身の内なる精神に、過去から未来永劫、すべての人々の心にあるひかりの中に、今も燦然と輝き存在しているからだ。
問題はあなたがその単純な事実に気づくか否か、ジョンや彼の仲間と共にImagineするかしないか、ただそれだけなのである。もしあなたが Yes を選んでみずからの脳細胞をtransmuteすれば、たったそれだけで、色あせてモノクロームだった現実は鮮やかでカラフルな日常へと甦り、退屈で死にそうだった世界がワクワクするNext Paradigm へ変容し 、そして人類という種が Next Stage へ、 Update できるかもしれない。
■ Vision hacker フィロソファー(叡智者)たちが次々と誕生する未来
さあ、誰一人として崩壊する世界に押し潰されないために、マンガ「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎風に言えば「ここにいる者は、誰も死なせない!!」ために、僕たちは桃楼おじいさんの大法螺説法に導かれ(orまんまと乗せられて?)、「気づきと想像の無限連鎖」の旅に出発し、(みずからの精神)世界をアップデートしよう。
ジョン・レノンが「イマジン」で描いた世界、みんなが何も所有せずにただ平和に生きている、まるで家族のように……だなんてちょっと気恥ずかしい(だよね)、新大陸、新しい知の地平、Imagine Nationは、僕たちVision hackerの到着を待ち望んでいる。

「僕たちはぜいたくな暮らしをしたいなどと思いません。アリの街で仲のいい人同士がひとつになって楽しく暮らしたいのです」
アリの街の子どもの作文
想像してごらん 天国なんて無いんだと
ほら、簡単でしょう?
地面の下に地獄なんて無いし
僕たちの上には ただ空があるだけ
さあ想像してごらん みんなが
ただ今を生きているって...
想像してごらん 国なんて無いんだと
そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無く
そして宗教も無い
さあ想像してごらん みんなが
ただ平和に生きているって...
僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
きっと世界はひとつになるんだ
想像してごらん 何も所有しないって
あなたなら出来ると思うよ
欲張ったり飢えることも無い
人はみんな兄弟なんだって
想像してごらん みんなが
世界を分かち合うんだって...
僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
そして世界はきっとひとつになるんだ
Imagine there's no Heaven
It's easy if you try
No Hell below us
Above us only sky
Imagine all the people
Living for today...
Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace
You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one
Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people
Sharing all the world
You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will live as one


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☣ Great Voyage 2 ☣
biology of TORU matui
ところでそもそも って誰ですか?

Which way?
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※「新しい賢者(Le nouueau sophe)」の描く未来 L'avenir imaginé par le nouveau sophe
“ sophe”(ソフ)という言葉は、仏語の古語(名詞)で、英語の古語 sophy または sophie ・・・「知恵・学識・賢者」を意味する
稲妻龍は、これらをフィロソファー(叡智者)と呼び、最終戦争直前に現れるトルストイの予言の「別なもの」のビジョン、
また、フィロソファー(叡智者)が次々誕生する新世界のイメージを近刊予定の「トルストイの予言」で展開する。
Nostredame Cent Psaumes Volume 4, No. 31 ノストラダムス(我々のマダム=聖母マリア)百詩篇第4巻31番
La lune au plain de nuit sus le haut mont, 真夜中に月は高い山の上、
Le nouueau sophe d'vn seul cerueau la veu: 新しい賢者は唯一の脳でそれを見た。
Par ses disciples estre immortel semond その弟子たちによって不死たることを叱咤される。
Yeux au mydi. En seins mains,corps au feu. 双眼は南に。両手は胸に、体は火へ。
※ 2020年6月16日に亡くなられた五島勉氏の「ノストラダムスの大予言 kindle版」では、40年の時を経て、あらたに「まえがき」「あとがき」が特別書き下ろしとして加えられた。彼の最終予言、遺言ともいえる「あとがき」の最後には、次のように書かれている。
・・・「 その 平原 の 高い 山の上 に、 夜、 嘆き の 月 が 昇る/ 新しい 脳 の スポエ が ひとり、 それ を じっと 見つめる」 と 書か れ て いる。 この スポエ の 正しい 原句 は sophe( ソフ) で「 賢人」 という 意味 だ。 しかし これ までの 賢人 では ない。 これ までの 人間 とは ちがう「 新しい 脳」 を 持っ た 賢人 なの だ。 それ は おそらく、 これから の 人間 の 大脳 の 劇的 な 進化 を 示し て いる だろ う。 これ までの 人間 の 知能 では 解決 でき なかっ た こと も、( 良い 方向 に 進化 し た)「 新しい 脳」 の 人 たち には 解決 できる よう に なる。 戦争 も 経済 も 愛憎 も。 そういう 時代 が 来る・・・